明るく華やかな存在感の持ち主で、いるだけでその場の雰囲気を温めるような魅力に満ちた獅子座生まれの人。
派手で賑やかな外の印象ばかりが目立ちますが、内面的にも勇敢さや優しさといった「王者」にふさわしい気高い資質を多分に備えた人たちです。
この記事では、基本性格から恋愛観、おすすめの職業まで、獅子座の素顔を徹底解説!ご自身が獅子座という方も、周囲の獅子座の人が気になるという方も、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
獅子座座の基本情報|いつからいつまでの誕生日

期間 | 7月23日〜8月23日 |
学名(ラテン語) | Leo(レオ) |
星座石/守護石 | サンストーン、ダイアモンド |
シンボルカラー/幸運色 | 金色 |
支配星 | 太陽 |
ゾディアック | 獅子宮 |
ポラリティ(二区文) | 男性宮 |
クオリティ(三区分) | 不動宮 |
エレメント(四元素) | 火 |
獅子座はどんな人?性格やあるある特徴
おしゃべりな人が多い

獅子座の人は、基本スタンスが賑やか&華やか。そもそも人から注目されるのが大好きという目立ちたがりな人も多く、輪の中心になって積極的に話題を提供するおしゃべりなタイプです。
その話題も、獅子座本人の近況や悩みなどの「自分情報」からはじまることが多く、恋愛・仕事・人間関係の話などなど感情豊かに語って場を盛り上げます。
なかなか輪の中に入れずもじもじしている人にも明るく声をかけるので、特に引っ込み思案なタイプからはアニキ・アネゴ的な存在として慕われるでしょう。
ビビッドな魅力!華やかなタイプ
十二星座きっての「目立つ人」である獅子座は、花で喩えるなら深紅のバラや大きなヒマワリのようなタイプ。
大勢の中にいてもパッと人目を引くビビッドな華やかさの持ち主で、獅子の名に恥じないキング・クイーンのような堂々たる立ち居振る舞いで見る人を魅了します。
パステルカラーや寒色よりもレッド・イエロー・ゴールドといった派手な色合いがよくフィットし、王道のカッコいいタイプ&美人なタイプも多いです。周囲が気後れしてしまうような圧倒的な輝きのオーラも、獅子座の美男美女度の向上に一役買っています。
誇り高い性格

獅子座の外見的な存在感を支えているのが、内面の誇り高い性質です。男女ともに非常にプライドが高く、気が強いのが特徴。
どんな逆境にあっても凛と顔を上げ、困難に敢然と立ち向かうその姿はまさしく「ライオン・ハート」と称えられるにふさわしい威厳と勇気に満ちています。
賑やかで目立ちたがりなので、時に周囲から苦笑されることもありますが……彼らの内心には、上辺だけの見栄に終始しない「本物の気高い誇り」が常に燃えているのです。
王者ゆえの余裕!優しい一面
外見的にも内面的にも何かと派手なために、「怖い人?」と誤解されることもある獅子座の人。しかしその心は真の王者にふさわしい余裕と優しさ、そして正義感で満ちており、本質的にとても親切な性格を持った人たちでもあります。
個人の性格によっては一見華やかさとは無縁の「大人しい」タイプの獅子座の人もいますが、内面の気高さは派手なタイプと共通です。
特に「身内」「味方」と認識した相手のことは真剣に守ろうとする、かなり献身的な一面もあります。
イライラMAX!人混みが嫌い

獅子座は行動を制限されたり自由に振舞えなかったりといった状況がどうにも苦手です。たとえば、出かけた先で渋滞や人混みに巻き込まれようものなら、うんざり・イライラしはじめます。
もちろん、行列も嫌い。並んでいる人が何を目当てに列をなしているのかは興味津々ですが、それがたとえ自分の好みのものだったとしても、並ぶくらいならすっぱり諦めます。
獅子座は気を許した相手に対してはワガママで短気な本性を出して甘える傾向があるので、仲のいい相手と出かけるときは特に注意が必要。勝手に機嫌を悪くしてワガママを通そうとすると、相手を傷つけたり怒らせたりしてしまうでしょう。
「短所・悪い性格」偉そうに見える
「百獣の王」と称されるライオンを象徴に持つだけあって、獅子座の人はいかなるときでも堂々とした風格を醸し出しています。その圧倒的な存在感は「余裕があってカッコいい!」と憧憬を集めますが、場合によっては「ワガママで偉そう」とヒンシュクを買ってしまうことも。
特に、謙虚な姿勢をよしとするタイプや伝統的な年功序列を大切にするタイプとはあまり折り合いがよくありません。
獅子座の人は、年下やビギナーの立場にある場合でも自分のスタンスを崩さないので、相手が気難しい年上タイプだと「可愛くないヤツ」と冷遇されてしまう恐れもあります。
「短所・悪い性格」大袈裟と思われやすい

身振り・手振り・リアクション……とにかく感情表現が豊かで、人目を惹く華やかな魅力に恵まれている獅子座の人。さながら舞台俳優のような自己アピールは明るく無邪気なものですが、日常生活では大袈裟に思われて周囲から浮いてしまうこともあります。
獅子座の喜怒哀楽の大きさや鮮やかさは十二星座でもかなり上位です。その場の話題を自分の話で独占してしまうタイプの人も多いため、周囲はついていけずに困惑……という事態にも陥りやすくなります。
みんなの反応が薄いなと思ったら、自分ばかり話していないか・TPOに合った振舞いができているかを客観的にチェックしてみましょう。
「短所・悪い性格」めんどくさがりな一面もある
ライオンをはじめとするネコ科の肉食獣は草食動物や人間などと比べて睡眠時間が長いのが一般的です。獅子座の人にも、ネコ科マインドを体現するかのように面倒くさがりな一面があります。
興味を持てないものに関しては普段の快活さもすっかり鳴りを潜め、気楽な姿勢でゴロゴロ・ダラダラ。もともと態度が大きく見えるタイプなので、ふてぶてしさも随一です。
しかし、昼間のライオンが寝てばかりいるのは来たる狩りのためにエネルギーを蓄えているからという説もあります。獅子座の人が「どうでもいい」ところを面倒くさがるのも、真に力を発揮すべき場面を見極めて牙を研いでいるからと言えるでしょう。
獅子座の男性の性格・特徴

いつも堂々として不安などカケラもないように見える、獅子座男性。
けれども心の奥には「寂しい」という思いを抱えています。たくさんの仲間に囲まれたがるのも、注目されたいと願うのも、寂しさゆえ。実は結構ナイーブなんです。
そんな獅子座男性の心を理解し、たっぷりと甘えさせてあげられれば、獅子座男性にとって特別な存在になれること請け合いです。
獅子座の女性の性格・特徴

生まれながらに華やかさに彩られている獅子座の女性は、喩えるなら女王や女帝、女優のように「トップ」に君臨するタイプ。愛らしさや儚さよりも「芯の強い美しさ」や「鮮烈な個性」に恵まれており、人生のどんな荒波にも気高く立ち向かっていきます。
獅子座ならではの太陽そのもののような明るい笑顔と、何をしても人目を惹きつける鮮やかな生き方が彼女たちの最大の魅力です。
こういった特性が、多くの人の称賛と憧憬を集めつつ本人の人生も唯一無二のドラマティックなものに演出します。人生という大舞台に輝けるトップスター、それが彼女たちなのです。
獅子座の扱い方・トリセツ
ロンリネス注意報!独りにさせないように

「目立つこと」が三度の飯より好きな獅子座の人ですが、この性質は「寂しがり」の裏返しでもあります。注目されない・放っておかれるという状況にはめっぽう弱いため、たとえば地味な作業を誰の目もない場所でやらせる……などという仕事の振り方はNGです。
さらに、口数が多い割に弱みや不安を素直に口に出せないツンデレ気質の持ち主でもあるため、上記のような状況に置かれると誰にも相談できずにストレスを抱えてしまうこともあります。
孤独を強いられると本来の能力がうまく発揮できないタイプなので、とにかく孤立させない采配がマストです。
褒めれば伸びる!丁寧な対応が吉
「中心で輝く」ことがテーマの獅子座の人は、典型的な褒められて伸びるタイプでもあります。基本的に自己肯定感が高く、称賛されることを好むたちなので、褒められれば褒められるほど実力の輝きが増していきます。
その一方、厳しく注意されたり塩対応されたりすると、一転して萎れた花のようになってしまうことも。とかく「強い」印象があるためいかにもタフなタイプに見えますが、内面は意外に繊細で傷つきやすく、孤独をなにより恐れている人たちでもあるのです。
「すごいね!」の一言には素直に応えてくれるので、キツい態度を極力避けて丁寧な対応を心がければ、獅子座のパフォーマンスを飛躍的に向上させることも難しくありません。
獅子座が嫌いなこと

とにかく自分がこの世のセンター・ナンバーワンにしてオンリーワンという世界観を持っている獅子座の人は、卑屈な嘘やお世辞が大嫌い。
自分の実力を誰よりも信じているため、気持ちのこもっていないおべっかには嫌悪感を抱きますし、自分が嘘をつくことも嫌がります。公明正大で堂々とした気質の持ち主なので、「嘘をついて相手を褒める」ことの意味が理解できません。
獅子座は自他に対する肯定感を非常に強く持っているため、相手を褒めるのに不自然な嘘など必要としないのです。
獅子座を怒らせるとどうなる?
獅子座は時に大袈裟と評されるほど感情表現が豊かなので、怒り方もかなり派手。プライドが侵される・自信が破壊されそうになるといった局面に立ち会うと、さながら獅子の咆哮のような激しい怒りが発露します。
怒りに任せて相手を制圧しようとする「暴君」のような行動に出る人も少なくなく、たとえ場の空気が凍りついても怒りによって自分の意見を強硬に主張します。
ただしいつまでもジメジメと長引くことはないので、瞬間最大風速の大きさにだけ注意すれば仲直りが比較的簡単なのも特徴です。
獅子座の恋愛傾向・恋をすると……?
意外に受け身!好き避けすることも

卓越した表現力によってさぞ積極的に恋を進展させていくかと思いきや、獅子座の恋愛スタイルは意外と受け身。
なまじプライドが高いために「フラれるかもしれない」というプレッシャーに耐えきれず、気になる人がいても「私にふさわしい人か分からないし?」という高飛車ポーズが崩せないのです。
同じ理由で、せっかくお相手が接近してきても思わず好き避けしてしまうことも。本当は好きなのに怖くてアプローチに踏み切れないという、かなり切ないタイプです。
好きな人に尽くす&甘えん坊タイプ
いざ恋がはじまると、お相手に献身的に尽くすタイプでもある獅子座。これは本質的に優しさを持っているからというだけでなく、恋人にとって最高の騎士&淑女として振舞うことが信条だからです。
また、気心の知れた相手には遠慮なく「舞台を下りた姿」を見せるタイプでもあるので、好きなお相手や恋人には別人のように甘えるという特徴もあります。
百獣の王といえども、ライオンはネコ科の動物。優しく喉を撫でてくれる人には、ゴロニャンとすり寄って抱きしめてほしくなってしまうのです。
ドラマティック!一目惚れも多い

人生のいかなるシーンもドラマティックに楽しむのが身上の獅子座の世界では、恋のはじまりもかなりドラマティック。
いわゆる一目惚れからはじまるパターンも多く、自分とお相手を中心としたラブロマンスがたちまち脳内に展開します。
獅子座は先述の通り「振られることへの恐怖」から恋愛に腰が重くなりがちですが、「いいな」と思える相手を見つけるセンサーは天下一品なのです。
なお、獅子座は華やかで目立つので一目惚れ「される」ことも比較的多く、思い切って告白してきた相手と運命的な恋に踏み出すこともあります。
獅子座の好きなタイプ
獅子座の人は誰よりも自分自身の価値の高さを確信しているので、その価値を理解して「褒めてくれる人」が大好き。口先だけのおべっかは大嫌いですが、本当に自分の美点や才能を見抜いて称賛してくれる言葉は心から喜びます。
さらに、獅子座本人と張り合うくらいに輝きを放つ才能や個性の持ち主のことは素直に絶賛し、特別な存在として認識します。
「私もすごいし、あなたも素晴らしい」という非常に公正な価値観を持っているタイプのため、「私と同じくらいすごい人」と認めた相手に敬意や愛を捧げることは彼らのプライドにも反しないのです。
獅子座が好きな人にとる態度

気になるお相手ができても受け身になりがちな獅子座の恋ですが、本気でアプローチをかけようと決意を固めたお相手に対しては一転。
もともと裏表の少ない性格であることもあり、分かりやすくロマンティックにお相手に愛情を表現します。
さらに打ち解けて絆が深まってくると、今度は猫のような甘えん坊が発動。行き過ぎるとワガママになることもありますが、信頼している相手にだけ見せる表情が顕著に存在するので、脈の有無が非常に分かりやすいのが特徴です。
面倒くさがりなので、脈ナシの場合は目が合うことすらないでしょう。
獅子座の落とし方・攻略方法

獅子座の心を一気に掴むために有効なのが、「すごい!」という一言。才能や生き方を心から称賛するこの一言は獅子座の自尊心や承認欲求を瞬く間に満たし、「見る目がある人」と褒めた側の株を上げてくれます。
お世辞やおべっかは逆に嫌われてしまうのでNGですが、彼らのすることが本当に素晴らしいと思えたときは積極的に言葉にしてみましょう。
内面的にはとても「甘えたい」タイプでもあるので、母性や父性をさりげなくアピールするのもアリ。お付き合い開始後に優しく甘やかしてくれそうだと想像させることで、獅子座の重い腰も上がる可能性が高まります。
獅子座が結婚すると

獅子座は基本的にリーダー気質のため、「自分が守るべき家族」を持つと責任感の強さが前面に出てきます。結婚前よりも仕事に精を出したり、伴侶と二人三脚で家庭運営や子育てに携わったりと、家族を守るために力をふるう頼れる家庭人となるでしょう。
明るく楽観的なタイプなので、家庭のピンチもなんのその。「大丈夫!」とみんなを励ましながら、力強く未来に邁進していくでしょう。
繊細で不安に苛まれやすいタイプや、結婚後もどんどん活躍の場を広げたいタイプとは相性良好です。逆に、万事に神経質なタイプにとっては獅子座の楽観的な態度が「いい加減」「大雑把」に見えてしまい、双方にとってストレスとなるやや難しい相性となるでしょう。
獅子座に向いている仕事

獅子座のキーワードは、「目立つ」「華やか」「注目」「中心」「トップ」「リーダー」など。明るくエネルギッシュな性質を持っているので、まずはエンタメ・レジャー・スポーツなどの業界がおすすめです。
職場でリーダーシップを発揮できるポジションを狙うだけでなく、自分で事業を興してリーダーとなるのも向いています。
人から注目を集めると力を発揮するため、芸能関係の職業にも強い適性アリ。俳優や歌手として一世を風靡するのも夢ではありません。とにかく大きなエネルギーを持っているので、テレビドラマよりも映画や舞台のような現場の方に惹かれる人もいるでしょう。
一方、「縁の下の力持ち」的な人目につきにくい仕事や、一人でする作業などにはあまり向いていません。テレワークなどでも孤独を感じやすいので、就業形態なども検討することが重要です。
獅子座の性格まとめ
まさしく青空にひとり輝く太陽のように、唯一無二の存在感を持つ獅子座。圧倒的な明るいエネルギーと自信は見る人の心を芯から温め、「私もあなたもすごい!」と力強く肯定してくれます。
「自分」を強く持つがゆえにプライドも高く、恋愛面では真価がうまく発揮できないことも。それでも、獅子座ならではのリーダーシップと華やかさによってお相手の心に鮮烈な印象を残します。
獅子座は、十二星座一「自分」という感覚を大切にしている星座。堂々と自己表現を楽しむその姿は、どんな人にも人生を楽しむ権利と才能が与えられているのだということを教えてくれるのです。