動物占いでは、生年月日によって12の動物キャラに分類することで、その人の性格や運勢を分析します。
東洋古来の「陰陽五行説」から生まれた「四柱推命」をベースにしており、かわいいイメージとは対照的に、実はかなり本格的な占いなんです。
今回紹介するのは、まさに縁の下の力持ちという言葉がピッタリなゾウの人。
真面目で我慢強く、いつでも頼りになる一方、意外に繊細なハートの持ち主で、そのギャップが周囲を魅了します。
この記事では、ゾウの人の性格や恋愛傾向、他の動物との相性についてまとめました。

ゾウの人について詳しく知りたいなら必見です。
動物占いがゾウだった人の性格


大自然の中、堂々と振る舞うゾウのように、ゾウの人も自分の信念に従ってまっすぐ突き進んでいきます。しかし調和や平穏も大切にしているので、集団内で無理に我を通そうとはしません。
それでも心の奥底には、「やると決めたらやり通したい!」という熱い思いが燃えています。そのため納得できない理由で自分の行動を制限されると、ゾウの人は強いストレスを感じるでしょう。
一方、決めた目標に向けて努力するのは大得意。何かに打ち込んでいるときこそ、力を発揮するタイプです。根気のいる仕事にもしっかり取り組んで、着実に成功を掴みます。



ここからは、そんなゾウの人の性格を深く掘り下げていきましょう。
向上心のある努力家
高い目標に向けて努力するという点で、ゾウの人の右に出る者はいません。受験や就活など、ここぞという場面でしっかり結果を出している人も多いでしょう。
それでも必死になるのは格好悪いと思っており、頑張る姿を見られるのは少し苦手です。そのため人一倍努力しているのに、他人からは「何でもそつなくこなせる人」と思われているかもしれませんね。
しかしゾウの人は、それで満足なのです。みんなの理想に近づけるようにと、ますます自分を磨いていくでしょう。
大きな困難に直面したときでさえ、ゾウの人は成長のチャンスと考えます。努力の末に苦難を乗り越えて、一皮剥けた姿を見せてくれるはずです。
威厳があって包容力バツグン
ゾウの人は、目下の人にも威厳と礼儀をもって接します。余計な手出しや口出しはせず、自分の身をもって理想の生き方を示していく、いわゆる「背中で語る」タイプです。
相手のことをおおらかに見守りつつ、いざというときにはしっかりフォローしてくれるので、理想の上司や親になれる素質があります。
ただし少し注意したいのが、期待している人にこそ厳しく接してしまうこと。前述したとおり、ゾウの人は並々ならぬ努力家です。しかしその自覚があまりなく、他人にも同じレベルの頑張りを求めてしまいます。
無意識のうちに相手に高望みしていないか、定期的に振り返ってみましょう。
実は繊細で自分を過小評価しがち
努力家で自分なりの軸をもっているゾウの人は、いつも堂々としているように見えます。しかし「ゾウの体にノミの心臓」なんて言葉もあるとおり、実はとても傷つきやすいハートの持ち主なんです。
陰でひたすら努力するのも、挫折や失敗を恐れる気持ちの裏返しといえます。ゾウの人が思っている以上に、周囲からは一目置かれているのですが、本人にはなかなか伝わっていないようです。
また威厳があるのに繊細というギャップは、不思議と人々を魅了します。そのため愚痴や不安は、もっと表に出してもいいかもしれません。身近な人たちとこれまで以上に打ち解ける、良いきっかけになるでしょう。
人の痛みに敏感な気配り屋さん
自分が傷つきやすいからこそ、ゾウの人は、人の痛みにもいち早く気づきます。そのため誰かが悲しい思いをしないように、集団内では調整役として奔走しているのです。
しかし穏便に済まそうとした結果、ゾウの人が我慢するケースも少なくありません。やりたいことと求められる役割との間で、板挟みになるときもあるでしょう。
また損得勘定ができないわけではないのですが、打算で動くのを好まないので、結果的に貧乏くじを引いてしまうことも……。
しかし損な役回りもすすんで引き受ける姿は、きっと誰かが見ています。ゾウの人が困っているときには、多くの人が手を差し伸べてくれるはずです。
集中力と忍耐力がずば抜けている
ゾウの人はマルチタスクよりも、1つのことに腰を据えて取り組むほうが向いています。何かに打ち込んでいるゾウの人は、とてもイキイキしているはずです。
仕事でも趣味でも、「これだ!」と思えるものを見つけられるかどうかが、ゾウの人の人生を大きく左右するでしょう。忍耐強く、ちょっとやそっとのトラブルでは諦めないので、特定の分野で偉業を成し遂げる可能性も秘めています。
しかし集中しすぎると人の意見を聞かなくなる傾向があり、動物占いでは「ゾウの大きな耳は飾り」なんていわれることも。熱中しているときこそ、意識的に人の話に耳を傾けてみてください。第三者の視点から、有益なアドバイスがもらえるかもしれません。
冷静に状況を見ている世渡り上手
ゾウの人は情に厚く、他人のために身を粉にして働きます。しかし決して損得勘定ができないわけではありません。
時勢を冷静に見極め、的確に波に乗っていく世渡り上手の一面もあります。誰にでも親切なのも、「打算で生きる人ほど、最後に損をする」と考えているからなのかもしれませんね。
常に大局を見据えており、下調べもせずに、知らない分野やコミュニティへ飛び込むような冒険はあまりしません。自分の入る余地があるのか、入念にリサーチしたうえで、行動に移します。
慎重な行動のおかげでトラブルを回避できることも多く、冷静さと先を見る目は、ゾウの人の素晴らしい長所といえるでしょう。
怒りがある日爆発するタイプ
ゾウは、怒ると非常に危険な動物です。同様にゾウの人も、溜め込んだ不満が爆発したり、どうしても許せないことがあったりすると、手がつけられなくなることもあります。
ただこれは、悪いことばかりではありません。その優しさに甘えて、ゾウの人を雑に扱う人もたまにいるからです。そんな人には雷を落として、お灸を据えるのもいいでしょう。日頃積み重ねてきた信頼もあるので、ドカンと爆発しても、大きなイメージダウンにはつながりません。
そうはいっても、激怒してしまったときに一番落ち込むのは、他でもないゾウの人自身です。不満を溜め込まないためには、「その場で怒る」というのを意識してみるといいかもしれません。
才能が覚醒するカギは「頼ること」
努力と根性で、これまで数々の困難を乗り越えてきたゾウの人は、何でも自力で解決しようとしがちです。しかしゾウの人は、誰かと連携することで、さらなる力を発揮します。
「1人でやらなければならない」というプレッシャーから解放され、さらに「相手のために頑張ろう」という熱意も湧いてくるのです。
またゾウの人は失敗を恐れるあまり、堅実な道しか選べず、結果的に行き詰まってしまうこともあります。そんなときも、決断力のある人やフットワークの軽い人と手を組むことで、人生の選択肢が広がっていきそうです。
これまで周囲の人を支えてきたゾウの人が望めば、多くの協力者があらわれるはず。誰かを頼ることが、ゾウの人の人生を大きく変えてくれるでしょう。
ゾウが嫌いなこと|動物占い


ゾウの人が嫌いなのは、筋の通らないことや争いごとです。平穏重視の性格なので、トラブルそのものが苦手と思われがちですが、そうではありません。
冷静かつ忍耐力のあるゾウの人なら、どんな窮地に立ってもしっかり対処できます。しかしトラブルが起こった結果、人間関係がギクシャクしたり、やりたくないこともやらざるを得なくなったりするのが嫌なのです。
しかしどんなに嫌なことがあってもゾウの人は顔には出さず、ぐっと飲み込んでしまいます。弱い部分を見せるのも苦手なので、ゾウの人が追い詰められているのに、身近な人は気づかないこともしばしば。
そのためゾウの人が長年の不満を爆発させても、周囲の人にとっては「寝耳に水」なんてことも少なくありません。



ここでは、ゾウの人が嫌いなことについて一つずつ具体的に見ていきましょう。
筋の通らないこと
ゾウの人がひたむきに努力できるのは、他でもない自分自身が決めたことだからこそ。
筋の通らないことや、納得のいく説明のないことは、そう簡単には認めません。普段の穏やかなイメージとは対照的に、自分が納得できるまでとことん食い下がることもあります。
また正義感も強く、曲がったことが嫌いです。いくら物事をうまく進めるためとはいえ、誰かを犠牲にしたり、ルールに反したりするのには抵抗があります。
そのため一度始めると最後までやり通す一方で、手をつけるまでには時間がかかるかもしれませんね。ゾウの人を動かしたいなら、目的やメリットについて論理的に説明する必要があるでしょう。
争いごとや波風を立てること
どんなに筋の通らない内容でも、ゾウの人は渋々受け入れることもあります。
なぜならゾウの人にとっては、自分の主張によってグループの輪を乱すのも、同じくらい嫌なことだからです。
引っ込み思案というわけではないものの、ゾウの人は積極的に裏方に回り、集団がうまくいくように尽力します。そんなゾウの人にとっての苦手なタイプは、協調性のない人やトラブルメーカーです。
そのような人たちには、さすがのゾウの人も厳しい態度をとるかもしれません。ただ基本的には懐が広いので、問題児さえ受け入れて、円満に解決できるよう努力します。集団に1人は欲しい人材といえるでしょう。
弱音を吐くこと
ゾウの人は、「周りに格好良く思われたい」という願望を秘めています。
だからこそ努力は他人に見せないし、弱音もあまり吐きたくありません。
「大変だね」「ツラくない?」と心配されるよりも、「さすが」「凄いね」と褒められるほうが頑張れるタイプです。ゾウの人に声をかけるときは、意識してみてくださいね。
ゾウの人は自分には厳しいものの、他人の愚痴や弱音には寛容です。助けを求めれば、いつでも快く手を差し伸べてくれるでしょう。
ただしゾウの人に甘えすぎると、「自分はこんなに努力しているのに……」と呆れられることもあります。自分なりに頑張っている姿を見せることが、ゾウの人から信頼を得るコツです。
ゾウの恋愛傾向|動物占い


恋愛におけるゾウの人は、積極的なアプローチは苦手で、相手から動いてほしいタイプです。
そのせいでライバルに先を越されて、悔しい思いをする……なんてこともあるでしょう。
それでも恋人になれた暁には、相手のためにとことん尽くします。居心地の良さや安心感を重視するので、長く付き合う相手や結婚を考える相手としては、これ以上ないくらい理想的な人物です。
結婚後のゾウの人は、仕事・育児・家事など、家族のためにできる限り頑張ってくれるでしょう。もちろん浮気の心配もありません。
そんなゾウの人にとって好みのタイプは、芯の強い人です。心配性で一歩踏み出せないゾウの人の背中を押してくれる人に、強く惹かれます。
男性ゾウの落とし方|動物占い


ゾウの男性は、「自分がリードしたい」と思っている一方、自信がなくて消極的になりがちです。
しかし一度自信がつけば、持ち前の行動力を活かして、女性をしっかりエスコートしてくれます。
そのため何かしてもらったら大げさなくらい喜んだり、何度もお礼を言ったりするといいでしょう。「あなたなら大丈夫」と応援するのもいいですね。
またライバルが多いと分かると、ゾウの男性は戦う前に諦めてしまいます。「あなただけ」という特別感をアピールして、安心させてあげましょう。
女性ゾウの落とし方|動物占い


ゾウの女性は献身的で、相手に好かれようと思うあまり、とにかく頑張る傾向にあります。
服装や髪型などの見た目は、流行や相手の好みに合わせていることも多いです。だからこそ性格を褒められると、「ありのままの自分が肯定された!」と安心感を覚えます。
また将来につながる相手と付き合いたいと思っているので、ゾウの女性は、最初は警戒心が強いかもしれません。こまめに連絡したり、家族構成や職業などを包み隠さず伝えたりするなど、誠実に接すると心をひらいてくれそうです。
適職・仕事上での特徴|動物占い


ゾウの人のひたむきな仕事ぶりは、業種を問わず高く評価されるでしょう。
納得できるまでとことん追求するタイプですから、特定の分野のプロとして活躍する人も少なくありません。
他人の嫌がる仕事でもコツコツ取り組んでこなしていくので、周囲からも頼りにされています。最高の結果を目指す向上心もあり、ゾウの人がいるだけで職場の士気が上がるはずです。
ただし自分の成果を積極的にアピールしないので、せっかくの仕事が出世や年収アップにつながらないこともあります。ここぞという場面では、自分を押し出すことも大切です。
ゾウと別の動物の相性|動物占い


ゾウの人は、率先してリーダーになることは少ないものの、落ち着いた振る舞いに自然と人が集まってきます。
全体を見て動く冷静さもあり、調整役として活躍するでしょう。中心的な人物を見抜くのも得意なので、新しい環境でも比較的早く馴染めます。
また自分が傷つきやすいからこそ、他の人の痛みにも敏感です。「ゾウの人の一言で救われた」という人も多いでしょう。
しかし優しく我慢強い分、人間関係がストレスの原因になることも多々あります。
ゾウの人が自分らしく過ごすためには、どうすればいいのでしょうか。



他の動物の人との相性を見てみましょう。


ゾウと「ペガサス」の相性

自由で気分屋なペガサスの人と、しっかり準備したうえで物事に取り組みたいゾウの人は正反対。
そのため適度な距離感を保つことが、仲良くなるためのコツです。
そうすれば、ペガサスの人の天才的なひらめきを計画性のあるゾウの人が実現させる、良いコンビになれるでしょう。


ゾウと「狼」の相性

調和を大切にするゾウの人は、単独行動を好む狼の人にハラハラさせられるかもしれません。
しかし「これが狼の人の個性か」とゾウの人が認められれば、徐々に相手の良いところが見えてきます。
また狼の人もゾウの人と同様、自分で決めたことはやり遂げたいタイプです。お互いの頑張る姿は、良い刺激になるでしょう。


ゾウと「コアラ」の相性

勝てない勝負には手を出さないコアラの人と、数々の困難に努力で打ち勝ってきたゾウの人。
物事への取り組み方が異なるので、最初は反発するかもしれません。
しかし楽しいことが大好きなコアラの人は、頑張り屋のゾウの人に、肩の力の抜き方を教えてくれます。コアラの人の提案に乗ってみると、予想外の嬉しい展開につながるかもしれません。


ゾウと「黒ひょう」の相性

自分に自信があり、好き嫌いもハッキリしている黒ひょうの人は、ゾウの人にとっては憧れの存在です。
ゾウの人が一歩踏み出せずにいるとき、黒ひょうの人の言葉が後押しになるでしょう。
またゾウの人がサポートすることで、黒ひょうの人はさらなるリーダーシップを発揮できます。まさにWin-Winの関係の2人です。


ゾウと「こじか」の相性

ゾウの人とこじかの人は、精神的なつながりを重視する者同士、相性は抜群です。どちらも駆け引きや損得勘定は苦手なので、誠実にまっすぐに関係を築いていきます。
最初はお互いに遠慮して自分を出せないこともありますが、タイミングが合えば一気に親しくなるでしょう。遊びや食事に誘うなど、きっかけづくりが大切です。


ゾウと「ひつじ」の相性

ゾウの人もひつじの人も、集団の調和や人とのつながりを大切にしています。
しかしどちらも警戒心が強めなので、仲良くなりたいなら焦らないのがポイントです。
特にひつじの人はゾウの人以上に冷静で、本心を隠しがち。それでも相性は良いので、時間が経つにつれて、お互いに本音で話せるようになるでしょう。


ゾウと「たぬき」の相性

たぬきの人は、どんなキャラクターにも化けられる器用な人です。
ゾウの人が求める理想のパートナーも、的確に演じてくれます。
またうっかりミスをしがちなたぬきの人をフォローできるのは、計画や準備が得意なゾウの人だからこそ。2人が一度出逢えば、お互いにとって唯一無二の存在になるはずです。


ゾウと「虎」の相性

ゾウの人と虎の人は、タイプは異なるものの、どちらもリーダーになれる素質を秘めています。しかしなぜか衝突することは少なく、お互いの長所を認め合い、集団の利益のために協力し合える組み合わせです。
どちらがサポート役に回ってもうまくいくので、仕事でもプライベートでも、良きパートナーになれます。


ゾウと「ゾウ」の相性

ゾウの人同士は共通点も多く、お互いを尊重した付き合いができます。関係を進めていくペースが似ているので、相手に急かされることもなく、着実に進展しそうです。
ただしあまりに間が空くとお互いに連絡しづらくなり、自然消滅になることも。連絡やデートの頻度は、あらかじめ決めておくといいでしょう。


ゾウと「ライオン」の相性

ゾウの人とライオンの人は、まさにベストパートナー。
目立つのが大好きなライオンの人が矢面に立つことで、ゾウの人はプレッシャーから解放され、パフォーマンスが上がります。
自分にはないものをもっている者同士、一緒にいると学びも多く、お互いの成長のために欠かせない存在です。


ゾウと「チーター」の相性

ゾウの人にとってチーターの人は、自分の苦手分野を補ってくれる心強い味方です。
積極的でポジティブなチーターの人と一緒にいれば、ゾウの人の才能はより広く知られていくでしょう。
また行動が早い一方で諦めも早いチーターの人は、ゾウの人から学んだ忍耐力が、今後の人生で大いに役立つはずです。


ゾウと「猿」の相性

マルチタスクをこなせる猿の人と、1つのことにじっくり取り組みたいゾウの人。
ビジネスでは特に、相手のやり方を認められず、衝突することもあるかもしれません。
しかし性格的な相性は良いので、おしゃべり好きな猿の人の雑談に、ゾウの人が乗ってみると、共通点が見つかり一気に仲良くなれそうです。
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